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こんにちは。

副院長の巻　竜也です。

今回より、皆さまが一度は感じたことがあるだろう身近な歯科の疑問についての情報発信を開始してまいります！

第１回目の今回は、タイトルにもありますように「乳歯のむし歯は永久歯に影響しますか？」という内容です。

この内容は小児歯科を専門とする私にとってよく耳にする質問です。それだけ疑問を持たれた経験のある保護者の方が多い内容だと思ったので、今回のテーマとさせていただきました。以下の文章にて詳しく解説しておりますので、ぜひとも参考にしていただければと思います！

乳歯がむし歯だからといって、全ての永久歯が弱くなることはありません。

ただし、むし歯の乳歯がある口の中に永久歯が生えてくると、むし歯菌が移りやすいため永久歯がむし歯になりやすくなります。

また、乳歯のむし歯を放置すると、乳歯の神経が炎症を起こすことがあります。そうすると、直下にある永久歯の芽が影響を受け、歯のできが悪くなることがあります。具体的には、影響を受けた永久歯の表面の一部が変色していたり、欠けていたり、変な方向に生えてしまったり、時には成長が止まってしまうなんてこともあります。

まずは、乳歯にむし歯がある場合には早く治すこと、また、その後は新しいむし歯を作らないように丁寧な歯磨きと規則正しい食生活を心掛け、よい環境で永久歯を迎えてあげることが大切です。

早期発見・早期治療のためにはぜひ定期的な歯科医院での検診と予防処置をお受けになってください。

今回の内容以外でも、ご不明な点やご質問等ございましたら、お気軽に当院へお問い合わせください。