小児歯科診療の重要性
「乳歯は生え変わるから大丈夫」と思っている方、いらっしゃいませんか？
乳歯は単なる子どもの歯というわけではなく、健康な永久歯のための準備の役割や永久歯を正しい歯並びの位置に導くといった役割があります。
その他にも、口腔機能の発達や顎骨の成長にも影響を与えることから、むし歯になっていなくても早期の介入が望ましいとされています。
小児歯科
Pedodontics
- 〒337-0032 埼玉県さいたま市見沼区東新井383-1
- TEL.048-687-8008
小児歯科｜まき歯科医院｜土曜日曜祝日も診療｜さいたま市 見沼区の歯医者
小児歯科
Pedodontics
当院では、大切なお子さまのお口の健康を守るために、小児歯科専門医による診療を行っております。
治療を行う際には、担当医と保護者の方およびお子さまとのコミュニケーションを大事にしながら信頼関係を構築していけるよう努めております。
また、協力が得られないお子さまの治療や口腔機能の発育・発達に関すること等、小児歯科専門医がいるからこそのご相談も受け付けておりますので、お気軽にお声がけください。
小児期のむし歯の特徴
むし歯になりやすく、進行が早い
むし歯が進行するまで気づきにくい
おとなに比べてフッ化物（フッ素）の効果が高い
乳歯・生えたての永久歯はむし歯になりやすいとされており、一旦むし歯になると急速に進行すると言われています。
また、乳歯にむし歯がある方はそうでない方に比べて永久歯もむし歯になるリスクが高まると言われています。
小児期はむし歯にならないようにすること、むし歯になってしまったら早期に治療することが大切です。ぜひお早めにご相談ください。
むし歯治療
Tooth decay treatment
当院におけるお子さまのむし歯治療
当院では治療が必要なむし歯を有するお子さまに、なるべく早期の治療を受けていただくことをお勧めしております。安全で確実な治療を行うために、麻酔やラバーダム（歯科用マスク）も積極的に導入して治療にあたっております。
治療への協力が得られないお子さまへの対応
当院では治療への協力が難しいお子さまや、多数に渡るむし歯を有するお子さまについても治療を受け入れております。治療においては治療の確実性と、お子さま・保護者の方・術者すべての安全を実現するために、身体抑制下での治療や連携している大学病院での集中治療をご提案する場合がございます。
むし歯治療での対応でお困りの際には、お気軽にご相談ください。
予防・はみがき指導
Prevention・Teaching
むし歯の予防
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1.クリーニングと歯磨き指導（仕上げ歯磨き指導）
むし歯の予防・早期発見のために専用の器具・薬剤を用いたクリーニングと歯磨き指導を行います。
むし歯を防ぐために効果的な磨き方や注意すべき点、保護者の方による仕上げ磨きのテクニック、適切な歯ブラシの選び方等、わかりやすく丁寧に指導いたします。
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2.フッ化物（フッ素）塗布
むし歯の予防・進行抑制のために、フッ化物塗布が効果的であることがわかっています。乳歯・生えたての永久歯はむし歯になりやすく、しかも急激に進行するため、定期的なフッ化物塗布を行うことをお勧めしております。
当院で使用しているフッ化物は歯科医院専用の薬剤で、一度塗布すると3～4ヶ月間効果を示すとされています。そのため、定期検診の際に塗布していただくと、効果が連続的に示されます。
また、ご家庭でのフッ化物入り歯磨き粉やフッ化物ジェルを医院でのケアと併用して行っていただくとより効果的です。
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3.シーラント
小児期の歯の溝は深く、複雑な形をしているためむし歯の好発部位の一つとされています。
そんな溝の部分を、薬剤で埋めて歯磨きを容易にするために行う処置がシーラントです。
歯を削らずに処置が行え、初期むし歯の進行抑制にも効果的とされています。
むし歯にならないために
お子さまのお口の健康のために、保護者の方が意識すべき点
仕上げ磨きを毎回必ず行う
お子さま（特に未就学児）のみの歯磨きでは、良好なコントロールはほぼ不可能です。
仕上げ磨きは必ず毎回行うようにしましょう。お子さまのお口の健康を守るためには、保護者の方の協力が不可欠です。
仕上げ磨きはお子さまの足りない部分を補うことはもちろんですが、口腔内の変化に気づきを得たり、親子間のスキンシップ面でも非常に重要とされています。
間食の時間を決める、ダラダラ食べをしない
お子さま（特に乳幼児）の場合、一度の食事から摂取できる栄養量が少量であることから、おやつによる栄養補給は重要であるとされています。しかしながら、時間を決めずに与えたり、おやつの時間がダラダラと長かったりすると、お口の中の環境が悪化してむし歯のリスクが非常に高くなります。
間食は時間を決めて、ダラダラ食べさせないよう注意しましょう。
就寝前の歯磨き後には飲食しない
夜間の就寝中はむし歯のリスクが一番高くなる時間帯と言われています。そのため、就寝前の歯磨き後には飲食しないように注意しましょう。
口腔発達・発育相談
Oral development/Growth consultation
小児期の口腔内は常に発達・発育しています。年齢に沿った発達・発育が適切に行われているかを把握することは、将来的なむし歯・歯周病等のリスクを軽減するための重要なファクターとなります。
当院では、お子さまの診察に際し、口腔機能の発達・発育についてもチェックおよび指導を行っております。
