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こんにちは。
歯科医師の巻　肇子です。

以前、主に現在妊娠中の方やこれまでに妊娠経験がある方、今後妊娠を考えている方々に対してブログを書かせて頂きました。
今回もそのような方々が疑問に思うようなことについて書かせていただけたらと思っております。

妊娠中や授乳中はホルモンバランスの崩れなどにより体調を崩したり、お口の中でトラブルが起こってしまう人がいらっしゃいます。
その時『妊娠中または授乳中なのにお薬飲んで良いのかな？』という疑問を持つ方は少なくないのではないでしょうか。

妊娠中に鎮痛薬や抗生物質（抗菌薬）などの飲み薬が胎児に影響を及ぼすのは、大体妊娠4〜10週と言われています。
この期間であっても抗生物質の場合は、セフェム系・ペニシリン系の薬剤が胎児に対する安全性が高く妊娠中の第一選択薬となっており、産婦人科でも多く処方されます。

当院で処方している主な抗生物質は、上記のセフェム系・ペニシリン系の薬剤となっており、鎮痛薬としては小児に対しても使用できる薬剤（カロナール錠）を成人に対する分量で処方させて頂いています。
ですので、妊娠中・授乳中でも安心してご来院下さい。
また上記の薬剤にアレルギーをお持ちでしたら、ご相談して頂けたらと思います。
安心して快適な妊娠生活、産後子育てをして頂くためにも、お忙しいとは思いますが定期的に歯科医院に足を運んでもらえたらと思います。

今回の内容以外でも、ご不明な点やご質問などございましたら、お気軽に当院へお問い合わせ下さい。